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続「そうだ、播磨に行こう!」『行ってきました日生の町へ』

馬画人さんの1月6日付のコラムを読んで、実際にご当地の日生(ひなせ)町を訪れた協議会会員の、ペンネーム「竹林風(ちくりんのかぜ)」様から、楽しい旅日記をご寄稿戴きましたのでご紹介します。

 

日生の出初式

先日のコラムで紹介されていたBIZEN中南米美術館に、かみさんと行ってきました。とても、よかったです。 実は、別の美術館と勘違いしていて、行った気になっておりましたが、「いや、しかし日生ではないなー。」と思い、もう一度地図を見ると、あれ、こんな美術館あったっけと思い、1月最終の日曜日にかみさんと出かけました。

馬画日生に着くと大変な人出で、前方の道路がブロックされていて、「こっちへ、駐車してくださ~い。」と言われるままに、運動場へ。聞くと、消防の出初式だとのこと。なんだ、そんなもん・・・と思ったのですが、この人出を見ると何かあるかも・・・と見物することにしました。

 

正午に、けたたましい、サイレンとともに、何台もの消防車、そして出初の法被姿の男たち、掛け声とともに、港に続々結集。そして、小船に乗り込むではないですか。それも左右に10隻ほどが向かい合って。もしやと思っていると、放水。そして、合図と共に、赤組、白組の左右の船から、敵陣に放水、射撃ですね、これは。本当に寒そうだし、痛そう。あれは、絶対にお湯ではなくて水だよなー、寒そうだ。白組は劣勢の模様、もう10分も水を掛け続け、ようやく終了するころには、見ていたこちらも、冷え切ってしまった。おお、寒い。

 

日生の中南米美術館

早く、美術館に逃げ込んで、あったまろうと日生の市内へ。道々、本当に人出が多く、歩くのも大変。そして道々、行列の出来た店が何件もあるではないか。みれば、「日生特産、かきおこ、お好み焼き」とある。おお、食べて見たいが、いま寒い路上に行列はいやだと、美術館へと急いだ。おおお、あったではないか。これかあ、窓のない立方体の不思議な建物、あやしい雰囲気。中に入ると、熱帯、あったかい、幸せ。トロピカルな雰囲気、ゴクラクチョウの鳴き声、そして、マヤ文明の展示、別世界。 歴史の不思議、文明の深さ、楽しみました。

帰りに、もちろん「かきおこ」食べましたが、かみさんは、『やっぱりお好み焼きは豚肉よねー』って言ってました。確かに、牡蠣が入っているのですが、香りが飛んでしまうのでしょうか、それほど、牡蠣の香りがしませんでした。ま、それはともかく、名物の「かきおこ」いただいて、中南米の博物館のぬくもりをもって、一路家路へ急ぎました。 とても、楽しい日曜日になりました。

 

(竹林風)

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