ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2016年08月30日

仙台に東北ILC準備室 事業着手へ環境整備

岩手日報

国際リニアコライダー(ILC)の誘致を目指す東北ILC推進協議会の東北ILC準備室(室長・鈴木厚人県立大学長)は29日、仙台市内に、活動の拠点となる専用の事務所を開設した。建設技術やまちづくりなどの検討を加速させ、日本政府が誘致を決断した際には直ちに事業着手できる環境を整える。

鈴木学長と事務局長の大江修・東北経済連合会専務理事は同日、同市青葉区のオフィスビル、セントレ東北10階の事務所(142平方メートル)で準備室の看板を掲げた。会合などに活用する。

鈴木学長は準備室フェローの山下了東京大素粒子物理国際研究センター特任教授と報道向けの説明会を開き「(建設には)東北以外ない、誰が見ても準備万端だという状況をつくりたい」と抱負を述べた。

山下特任教授は「いかに多くの人が関わり、うまく使うかでプロジェクトの成否や経済波及効果(の規模)が決まるため広報が重要だ。技術面ではコストが膨らまない確証を示してこそ(国内外の)納得が得られ、詳細を詰めたい」と課題意識を示す。