ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

最新情報

2016年05月17日

新規11含む29件決定 市地域おこし事業

岩手日日新聞

歴史・文化伝承や人材育成

市民の地域活動を支援する一関市の地域おこし事業で、補助金を交付する2016年度事業が決まった。新規11、継続18の計29件で、地域の歴史や文化の伝承・普及活動をはじめ、イベントの開催、人材育成などアイデアあふれる活動ばかり。市は地域の活性化につながる取り組みに期待を寄せている。

自主的で積極的な活動を促し、合併前旧市町村エリアの地域活動を盛り上げようと、06年度から継続実施。60万円を上限に活動費用の一部を支援している。各団体からの申請、新規事業はプレゼンテーションを経て審査し決定した。

まちづくり推進課によると、申請された全事業が交付対象。地域別は一関が11件、千厩7件、大東と室根各3件、花泉と藤沢各2件、東山が1件で、15年度より3件少ない。

事業内容は、先人の顕彰や里山文化、食文化の伝承・継承、北上山地(北上高地)が国内建設候補地となっている次世代の大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」に理解を深める活動、スポーツ振興、環境整備などさまざま。アイデア満載で地域の特色を生かした活動が並ぶ。

このうち、新規事業の「『君がトレジャーハンターだ!』-一関お宝再発見」(一関青年会議所)は、古里を誇りに思い、魅力を発信していく次世代リーダーへと子供たちを育む内容。「健やか赤ちゃん応援事業」(千厩愛宕花相撲保存会)は、「みちのく千厩赤ちゃん相撲」を広く周知するため「赤ちゃん相撲大会地方巡業」を実施する。

「GTOご当地アナウンサー養成講座」(藤沢町モータースポーツ協会)は、話し方や自己PR方法、コミュニケーション能力を学ぶ講座で地域イベントの進行役となる「ご当地アナウンサー」を養成する。地域おこしの担い手育成にもつなげたいという。

補助金の交付総額は1200万円の予算を上回る1269万6000円。同課は「どれも発想豊かで面白そうな活動。取り組みの成果に期待したい」としている。