ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2016年02月17日

日米議会レベルの連携体制構築確認(ILC訪米団一行が帰国)

胆江日日新聞

超党派の国会議員で組織するリニアコライダー国際研究所建設推進議員連盟(会長・河村建夫衆院議員)のメンバーや関係者一行が、米国ワシントンDCから帰国した。今回の訪米を機に日米の議会レベルが連携し合うことを確認。同行した東北や本県の関係者からは、一日も早い実現を熱望する思いが伝えられた。
訪米した同議連メンバーは、鈴木俊一副会長(衆院岩手2区)ら衆院議員3人。ILC計画を推進する素粒子物理学者や誘致団体関係者らも同行した。
訪米の主目的は、日米先端科学技術フォーラムの開催。ILCを含む加速器を用いた研究やエネルギー、宇宙、スーパーコンピューターの4分野について、日米両国の議員が連携し推進する体制を構築する狙いがある。
同行した県科学ILC推進室の佐々木淳室長は「11日(日本時間12日)のフォーラム当日は米国議会が長引き、出席予定の議員が欠席したが、両国の議員レベルで協議できる場(フォーラム)を開き、継続を確認できたのは一定の成果」。一般社団法人先端加速器科学技術推進協議会の松岡雅則事務局長は「フォーラム開催前には、『ジャパンスタディーグループ』共同議長のダイアナ・ディゲット氏や、ビリー・ロング氏(いずれも下院議員)と会談できた。ILCを含むビッグサイエンス事業を一緒にやっていくことを確認した」とそれぞれ話した。
12日(日本時間13日)は、日米の議員と担当省庁とによる非公式の会談も行われ、今後の方向性について協議。引き続き開かれた公開の会合では、県ILC推進協の谷村邦久会長や東北ILC推進協の高橋宏明共同代表が、東日本大震災時の米国の支援に感謝しながら誘致への思いを述べたという。