ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2015年04月14日

東北に国際研究ゾーン 仙台でILC推進協議会総会

岩手日報

本県の北上山地(北上高地)が建設候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の誘致に取り組む、東北ILC推進協議会の2015年度総会は 13日、仙台市内で開かれ、東北経済連合会のビジネスセンターが加速器関連産業戦略ビジョンを中間報告した。研究機関や企業との連携強化、インターナショ ナルスクール設置検討などを盛り込み、加速器関連産業の集積や持続可能な社会を実現する国際学術研究ゾーンの創造を目指す。ビジョンは5月中にまとめる。

達増知事ら東北の産学官から約160人が出席。同協議会共同代表の里見進東北大総長が「政府の国内誘致の判断がこの1年で決まる可能性は高く、われわれの活動も正念場だ」とあいさつした。

同センターの西山英作センター長が作成中の加速器関連産業戦略ビジョンについて中間報告した。加速器関連プロジェクトの誘致を機に、30年を目標に東北の産学官が連携して加速器関連産業の集積や産業競争力の強化などに取り組むことを目的に作成している。

東北はILCや東北放射光施設など加速器関連施設の計画があるため、ビジョンでは新しい東北の将来像として▽国内外の研究者、企業家が躍動し、イ ノベーション(技術革新)の創出を加速する東北▽世界の研究者、企業家が交流するヒューマニティー(人間性)が高い東北▽世界最先端の持続可能なライフス タイルを創造する東北―を掲げる。