ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2014年07月30日

ILC もっと気軽に サイエンスカフェ始動 中高生ら関心高く

岩手日日新聞

一関市が主催する「いちのせきサイエンスカフェ」は29日、同市大手町の一関図書館で開かれた。地元の中高生ら25人が参加し、国際リニアコライダー(ILC)の専門家による講話や意見交換を通じて建設実現に夢を膨らませた。

市民にILCや科学を身近に感じてもらおうと全4回の日程で開催。初回は、高エネルギー加速器研究機構ILCコミュニケーターの髙橋理佳さんがILCの基礎知識や誘致に必要なことなどを伝えた。

髙橋さんは「宇宙の仕組みは5%しか分かっていない」と語り、「ILCは宇宙の謎を解く素粒子物理実験のための施設で、完成すれば研究が飛躍的に進み、32%は解明されるといわれる」と説明した。

国内誘致が決定すれば、世界中の外国人研究者の家族も含めて1万人が日本に移住することも紹介。「ILCは日本が世界の基礎科学をリードできるチャンスだが、実現には国民の協力が必要。実際に建設候補地に住む皆さんのアイデアをどんどん出してほしい」と呼び掛けた。

参加者は髙橋さんと積極的に意見交換。候補地に必要なこととして▽郷土芸能スクール▽ILCの実験を見学する施設▽海外の番組放送や新聞・雑誌販売-など自由な発想で提案した。

菅原駿君(一関二高3年)は「テレビなどで放送されていたので前から気になっていた。まだ分からないことが多いけど、宇宙の謎が分かるならすごいと思う」と話していた。