ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2014年06月02日

スケールがケタ違い、CERNに行ってきた

東洋経済

(略ー)

目的は、宇宙誕生の謎に迫ること

ところで、CERNの目的は何かというと、宇宙誕生の謎に迫ることだ。加速した陽子の塊同士がぶつかると、今の自然界には存在しない、しかし、宇宙 が誕生した直後には存在していたと考えられる粒子が生み出される。その粒子をしっかり捉えることで、宇宙はどうやって誕生したのかという謎に迫るのであ る。ヒッグス粒子はその過程で見つかった。現在CERNでは、宇宙誕生から0.000000000001秒後の世界を再現しようとしている。

今、日本では国際リニアコライダー(ILC)の建設計画が進められている。CERNのLHCが環状であるのに対して、ILCは直線状だ。国内建設候 補地は岩手県を中心に広がる北上山地。これが実現すれば、スイス・フランスのLHCと日本のILCを両輪に、宇宙の起源を究める実験が行える。

CERN副所長のセルジオ・ベルトリッチ氏は、「サイエンスは、ほかに類を見ないグローバルなコミュニティ」と言っていたがまさにその通り。その場が日本に完成する日が待ち遠しい。