ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

最新情報

2014年01月25日

奥州市、全中学でILC授業 14年度、NPO法人と連携

岩手日報

奥州市は2014年度、市内全ての中学2年を対象に国際リニアコライダー(ILC)出前授業を行う。科学体験活動に実績がある地元のNPO法人と 連携。北上山地(北上高地)が昨年「世界唯一の建設候補地」に選ばれたことを受け、実現後の地域を担う若い世代の関心と誘致機運を高める。県内市町村のモ デル的取り組みとして注目されそうだ。

計画では、市内12校の2年計35学級、約1160人が対象。通常授業に近いおおむね1、2学級を単位とし、一回2時間を想定。5月から来年2月ごろにかけて行う。

授業は「真空放電管」の実験などを交えて、真空装置を電子がほぼ光速で進むILCの構造を教えたり、宇宙創成の謎を探る研究意義を解 説。外国人研究者を迎えるまちづくりの心構えも学ぶ。後半では、生徒がグループに分かれて「ILCが建設されれば地域がどう変わるか」を話し合う。

講師は子どもの科学体験事業やILC講座を手掛ける同市のNPO法人イーハトーブ宇宙実践センター(大江昌嗣理事長)に委託。国立天文台水沢VLBI観測所(川口則幸所長)の研究者からも支援を得る。