ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

最新情報

2014年01月26日

書籍100冊、県に寄贈 JAXA有志職員

岩手日日新聞

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の有志職員でつくる「有人宇宙ミッション検討のためのミエル化」チームは22日、有人宇宙開発について紹介する書籍 「日本の宇宙探検」を県に寄贈した。関係者は本県が建設候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)にも関連して「宇宙、ILCに興味を持つきっか けにしてもらいたい」としている。

同日は、JAXAとディスカバリーチャンネルが実施しているコズミックカレッジ(宇宙教室)のスタッフとしても活動する宮城県出身で東北大工学部4年の本間寛人さん(23)が県庁を訪れ、中村一郎県政策地域部長に書籍を手渡した。

同書籍は、日本が宇宙開発を進める中で、衛星やロケットを開発するだけでなく、一般の人たちに宇宙に関わる活動を知ってもらう必要があるとして作成。 JAXA職員に対する「なぜ宇宙を目指すか」などのアンケート結果や、宇宙飛行士の思いなどを紹介している。今回は東日本大震災の被災地であると同時に ILCの建設候補地にもなっていることから、本県の子供たちに宇宙のことを多く知ってもらいたいと寄贈に至った。

本間さんは同書籍について「この本を読んだ子供たちが宇宙、科学、ILCに興味を持ってもらえたらうれしい」と期待。ILCについては「東北にもしできたなら、東北出身者として他の国の人たちにも『ILCがある所だよ』とアピールできるので楽しみ」と述べた。

中村部長は「寄贈は子供たちにとっても科学に目を向ける良い機会。多く読んでもらって興味を持ってもらい、できれば何人かはその道に進んでもらえれば」と感謝していた。

書籍は100冊寄贈され、沿岸の中学校や高校の図書館を中心に配布される予定。