ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2013年12月21日

宮城の企業がILC研究会 事業参入へ可能性探る

河北新報

岩手県南部と宮城県北部にまたがる北上山地が建設候補地に決まった超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」について、宮城県内の企業グループが事業参入に向けた取り組みをスタートさせた。本年度末をめどに、参入分野など目指す方向性を定める。
グループは「K-プロジェクト(ILC)研究会」。機械器具卸の丸繁(仙台市)精密機械製造の本田精機(同)精密部品加工の小野精工(岩沼市)といった企業や研究機関など20社・団体でつくる。
2003年に「K-プロジェクト」として10社・団体余りで発足し、電子を加速させる研究施設や医療用の常電導式の加速管を受注してきた。ILCの候補地決定を受け、今秋に改称し組織も拡大した。
ILCは超電導式を採用することから、加速管以外での参入を目指す。設置される装置の土台や溶接、ソフト関連など幅広い分野で可能性を探っている。斎藤一 彦会長(丸繁社長)は「ILCに関する研究機関との関係を深めながら、どこにビジネスチャンスがあるかを追求したい」と話す。