ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2013年10月11日

ILC加速器に触れて学んで 奥州の大江さん模型製作

岩手日報

奥州市水沢区のNPO法人イーハトーブ宇宙実践センター理事長大江昌嗣さん(72)は、宇宙の謎に迫る巨大実験装置・国際リニアコライダー(ILC)の約1万分の1の模型を製作した。同区の奥州宇宙遊学館で市民に触れてもらい、誘致機運の拡大を図る。

模型は加速器に見立てた木製で、左右対称の二つを連結。緩やかな傾斜をつけたアルミ製のレールを敷き、高い位置の両端から低い中央に向けて1・7 センチの金属球を転がす。加速した金属球はわずかにせり上がるレール先端で跳び上がり空中で衝突。この金属球の運動が、素粒子である電子と陽電子をほぼ光 速でぶつけるILC実験の仕組みを分かりやすく紹介する。

大江さんは国立天文台名誉教授。同遊学館を拠点とするNPOで科学体験事業を手掛け、ILC誘致では地元の民間団体「いわてILC加速器科学推進会議」の顧問を務める。「難しい科学分野でも触れて楽しめば身近に感じることができる」と幅広い世代の活用を願う。