ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2013年09月17日

ILC候補地選定 根拠説明を

NHK

最先端の素粒子実験施設、ILC=国際リニアコライダーの国内候補地に東北の北上山地が選ばれたことについて九州の脊振山地への誘致を進めていた団体が、「評価基準が明らかではない」として、明確な根拠の説明を求める声明を発表しました。
ILC をめぐっては国内の物理学者などでつくる「ILC立地評価会議」が先月、東北の北上山地を国内候補地に選び、福岡県と佐賀県にまたがる脊振山地については 「実験施設のルートがダム湖や都市部の下を通過するため、許認可に時間がかかり、大きな追加コストのリスクがある」と説明していました。
これについて経済界や大学、自治体でつくる「ILCアジアー九州推進会議」は17日福岡市中央区で会見を開いて声明を発表しました。
この中で九州経済連合会名誉会長でもある松尾新吾代表は▼北上山地と脊振山地では活断層を評価する資料に差があり公平ではない、▼環境や都市の状況など社会的利便性について、評価基準が明らかではないなどと指摘しました。
その上で、立地評価会議に対して、基準やプロセスがわかる資料全てを公表し、明確な根拠を説明するよう求めました。
一方、「ILC立地評価会議」では19日午後に、脊振地域の住民などを対象に九州大学で評価内容を説明する機会を設けることにしています。