ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2013年09月17日

受け入れ議論加速 北上山地選定で岩手県、態勢構築へ検討分科会

胆江日日新聞

素粒子実験施設・国際リニアコライダー(ILC)の国内候補地に北上山地が選ばれたことを受け、岩手県内では受け入れ態勢など今後の取り組みに関する議 論が加速しそうだ。岩手県は18日、ILC庁内ワーキンググループ内に分科会を設置。主要テーマ別に国際学術研究都市形成に向けた具体的な検討をスタート させる。

ILCの国内候補地は、日本の素粒子研究者らで組織する「ILC立地評価会議」が選定、8月23日に公表された。世界の研究者の間では「ILCの建設地は日本へ」という流れになっており、事実上、世界唯一の建設候補地に選ばれたことになる。
県は7月に「ILC庁内ワーキンググループ」を設置したが、国内候補地選定を受け、より具体的な検討を進めるため分科会(サブワーキング)を新たに設ける。
分科会は(1)まちづくり・インフラ整備(2)子弟の教育(3)医療(4)産業振興――から成り、18日はまちづくり・インフラ整備分科会の初会合が開かれる。残る3分科会も順次会議を持ち、検討作業に入る。
一方、奥州市も年度内にまちづくり専門委のような組織を立ち上げる方針で、今後、同様の対応は徐々に東北全体に広がっていくことが予想される。また同市や 一関市など建設候補地の地元では、町内会や振興会、各事業所など、細かな組織単位でILCを意識した取り組みを検討する動きも出てきそうだ。