ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

最新情報

2012年11月16日

「ヒッグス粒子」衝突実験で兆候を確認-CERNが最新成果

日刊工業新聞

結論は来春へ―。14日夜、欧州合同研究機関(CERN)の研究チームは、今年7月に見つかった新しい素粒子が、万物に質量を与えたとされる「ヒッグス粒子」である可能性がさらに高まったという成果を報告した。

最新の研究ではこれまでに見られていなかったヒッグス粒子の兆候を確認。2013年3月にも結論が出る見通しだ。多くの人材と予算を投じた巨大な研究が花開く時は近い。

CERNは「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」を使い、ヒッグス粒子が存在する痕跡を探す実験を続けている。東京大学など日本から16大学・機関が参加する日米欧の「アトラス」と、欧米の「CMS」の2チームが、LHCでほぼ光速まで加速した陽子同士を衝突させ、“粒子”と“反粒子”に壊れた時のパターンを検出するという方法で研究を進める。