ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

宇宙を知る

ヒッグスを解剖する

ここでは素粒子という小さな小さな物質の話しをしていきます。現在の科学では、素粒子が世界をつくるもっとも基本的なものと考えられています。
これ以上割ることができない最小の物質です。

 

物質、分子、原子、陽子、素粒子

 

さて、素粒子の中でも、とくにヒッグスに関係の深い役者さんたちに登場してもらいましょう。 まず、地球上のほとんどの物はアップクォーク、ダウンクォーク、電子でできています。

 

 

それに力を伝える粒子※、ウィークボソン(Z、W)、グルーオン、光子と、質量を与える粒子であるヒッグスがいます。

ウィークボソン君(z、w)、グルーオン君、光子君

 

この中で最後まで隠れ続けていた粒子がいます。それが ヒッグス君です。そんなヒッグス君も、とうとう2012年に欧州合同原子核研究機関(CERN)の大型ハドロンコライダー(LHC)で発見されました!

ヒッグス君

 

※「力を伝える粒子」とはちょっと変わった感じがしますが、素粒子の世界では、物質と物質の間に力が生じるときには、これらの粒子(光子、ウィークボソン、グルーオン)が、それぞれの力の運び役をしていると考えます。「質量を与える粒子」というのも不思議な感じがしますが、これは本文の後のほうで説明します。

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