稼動を再開した大型ハドロン衝突型加速器(LHC)による初めての実験結果が、予定より約2週間早く報告された。
今回の実験では、LHCで2本の陽子ビームを初めて衝突させ、重イオン衝突実験装置ALICE(A Large Ion Collider Experiment)で陽子同士の衝突のデータを収集した。LHCの初めての成果となる今回の実験結果は、2009年11月23日に観測された陽子同士の衝突により、理論上の予想とまったく同じ比率で物質粒子と反物質粒子が生成されたことが、ALICEによって確認されたというものだ。
現在の活動ペースでいくと、高エネルギー衝突実験は2010年2月より前、順調ならクリスマスまでには実施、そこでヒッグス粒子が発見される可能性は十分あると期待されている。
National Geographic News (ナショナルジオグラフィックニュース) 2009年12月07日
"LHC初成果、陽子衝突実験に成功"