2012年7月5日

「歴史的な意義大きい」 小林誠氏 ヒッグス粒子「発見」

 

 2008年にノーベル物理学賞を受賞した小林誠・高エネルギー加速器研究機構 特別栄誉教授の話「長い間、実験家たちが探していたものがやっと見つかったことは喜 ばしい。本当にヒッグス粒子かどうかは慎重に確認しないといけないが、これをヒッグ ス粒子というのが自然な解釈だ。われわれの感覚ではほぼ発見といってよい。ヒッグス 粒子は素粒子の相互作用を統一的に理解する上で重要な役割を果たしている。標準理論 の中で最後まで未発見だっただけに、区切りがついた歴史的な意義は大きい。標準理論 が素粒子の理解として最終的なものではなく、その先に『超対称理論』なども考えられ ている。研究者は標準理論の先にあるものを求めている。ヒッグス粒子の性質をより詳 しく調べることでヒントや方向性が得られるだろう。将来の研究への重要な出発点になった」


産経ニュース 2012年7月5日