第4回 先端加速器科学技術推進シンポジウム in 福岡

 

人類は、宇宙を観測し、宇宙へ行き、そして「加速器」により宇宙の初期状態を再現することで、宇宙創成・進化・終焉の謎に挑んできました。日本は、いずれの分野でも世界最先端の科学技術を駆使して貢献しています。本シンポジウムでは、「宇宙」をキーワードとする基礎科学研究における日本の取組みと将来の展望を紹介し、今後日本が果たすべき役割と意義について理解を深めました。

日 時=平成21年11月8日(日)13:30~17:00(13:00開場)
会 場=西鉄ホール
福岡市中央区天神2-11-3ソラリアステージ6F

プログラム
1 開 会
2 主催者挨拶
3 講 演
 『最先端の力で挑む、宇宙の謎』
   東京大学 数物連携宇宙研究機構長 村山斉
 『すばる望遠鏡が解き明かす宇宙』
   国立天文台 光赤外研究部 准教授 柏川伸成
 『世界初への挑戦 小惑星探査機「はやぶさ」の旅』
   宇宙航空研究開発機構 教授 川口淳一郎
 『ビッグバンを再現する究極の加速器』
   高エネルギー加速器研究機構 教授 吉岡正和
4 パネルディスカッション:『宇宙はどこまで解明できるのか』
   モデレーター 多摩六都科学館 館長 高柳雄一
5 総括質疑 
6 閉 会

 

 

 

  • 福岡県 麻生知事

  • 佐賀県 古川知事

     
  • 村山教授

    東京大学
  • 柏川准教授

    国立天文台
     
  • 吉岡教授

    KEK

     

 

「 若者に夢やチャレンジ精神を与えるILC構想を主な題材としつつ、基礎科学の意義、基礎科学が社会生活やアジア諸国との連携に果たす役割について福岡県及び佐賀県の産学官民で勉強する研究会」として設立された「先端基礎科学次世代加速器研究会」との共催でシンポジウムを開催。

開会に先立ち、麻生渡福岡県知事並びに古川康佐賀県知事が挨拶され、今回のシンポジウムについて「研究の魅力を少しでも多くの人と共有できれば大きな成果」と述べました。

 

シンポジウムでは、東京大学数物連携宇宙研究機構 村山斉機構長の基調講演に続き、国立天文台 柏川伸成准教授の「すばる望遠鏡が解き明かす宇宙」、高エネルギー加速器研究機構 吉岡正和教授の「ビッグバンを再現する究極の加速器」について講演しました。なお、当初講演を予定していた宇宙航空開発研究機構の川口淳一郎教授は、急用のため欠席となり、「小惑星探査機『はやぶさ』」のビデオを上映しました。

 

後半は、高柳雄一多摩六都科学館長をモデレータとして迎え、3 名の講演者と東京大学の駒宮教授によるパネルディスカッションが開かれました。参加者聴講者からの質問に講演者が答えるという形式で進行。出席者の半数以上が学生であったこともあり、非常に活発な質疑応答が繰り返され、共に楽しく学ぶ時間が得られました。
また、本シンポジウムでは、新しい試みとして、「宇宙の始まりに迫る究極のタイムマシン 加速器」に因んで、『時を駆ける少女』をイメージしたキャラクター「ライナ」も登場。東京家政大学生の茶藤氏が自ら制作したコスチュームに身を包み、パネルディスカッションのマイク係りとして、会場を大いに盛り上げました。