2011年9月18日

ILC Facebook ページを作りました。

 

 最近ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)という言葉をよく耳にします。一言でいうと,実社会での交流関係をネットワーク(インターネット上)に作るサービスです。世界で最も普及している SNS、Facebook のユーザーは7億人と言われています。日本では350万人ほどとのことです。それほど多くないのは,Facebook が実名登録を義務づけているため,ネット上で匿名を使うことに慣れた人が多い日本ではなじみ難いのが理由の一つとも言われています。しかし,実名制には大きなメリットがあります。実名であるため,実社会に近い交流ネットワークをインターネット上に作ることができるのです。最近日本でもその効果が認識されて Facebook ユーザー増えてきたようです。

 私自身は SNS という言葉を聞いたことはあったのですが,実際に使ってはいませんでした。インターネット上で友人と交流することがなぜ面白いのか,便利なのか,よく分からなかったのです。しかし,書店の棚を眺めていると,Facebook やツイッター(注 1)の本がたくさん並んでいます。いくつかを購入して読んでみると,結構楽しそうです。

 やってみました。

 SNS はそのサービスのなかで友達をつくることから始まります。まず大学の研究室のまわりからです。なにかメッセージを投稿すると,友達から返事が来ます。来ないこともあります。メールや面と向かった会話だと,何か連絡が来たり,話しかけられたりしたら,必ず返事をしなければなりません。しかし,SNS ではその必要は有りません。ある投稿を見たら,気が向いたときだけコメントすれば良いのです(注 2)。投稿する方も必ず反応があることを期待しているわけではありません。こんな「ゆるい」コミュニケーションが逆に活発な交流を促すことが分かりました。特に Facebook は基本的に実名登録ですので,実社会の友達(Facebook 上で先に友達になることもあります。初めて地上?で会ったときには不思議な気分です。)との交流に近いという安心感もあります。これを始めてから研究室の学生さんをはじめいろいろな人との会話(ネット上の)が増えたようです。

 さて,Facebook には Facebook ページという Web ページに近いサービスを提供する機能があります。調べてみると,多くの有名企業が宣伝媒体として使っていることが分かりました。Facebook ページは情報を発信するだけでなく,それを見た人たちがそれに対してコメントする機能があるので,顧客との交流や嗜好の調査に効果的なのです。「ILC の情報発信にも Facebook ページを使ったらどうだろうか。」ふとこんなことを思いついて,関係者に持ちかけました。「日本各地で ILC に参加している大学や機関に ILC-XXXX のような Facebook ページをつくってお互いに情報や活動の投稿をしよう。そしたら活発に情報発信ができるし,多くの人の目にふれる機会も増えるのではないだろうか」ということです。関係各位の賛同を得て,いくつかの大学や機関に Facebook ページができました。国際リニアコライダ-友の会(ILC 友の会)という一般の方が作ったページもあります。2011年9月時点で開設されている ILC Facebook ページ はここで見ることができます。

 Facebook ページは Facebook ユーザーでなくても見ることができます。Facebook ユーザーの方は「いいね!」をしていいただれば,各ページに投稿することもできます。みていただくと分かるのですが,ここでは ILC に関連したことだけではなく,広く物理に関連した情報を記載しています。また私たちの日々の活動や出来事に関する意見交換の様子も垣間見ることができると思います。このページを立ち上げたのは今年の4月なのですが,最もアクセスの多い,ILC 通信のページには最近1ヶ月で10万件近いアクセスがありました。(ちなみに ILC-Hiroshima も9千件ほどのアクセスがあります。)Facebook 内の交流ではとてもこんな数にはならないので,とても広範囲の方々に見ていただいているということだと思います。

 この状況に勇気づけられて,Facebook ページを使った情報発信をもっともっとやっていきたいと思います。ぜひ ILC Faecebook ページ をお訪ねください。


 

高橋 徹

 

 

 

 

(注 1) ツイッターは短いメッセージを発信するサービスですので Facebook などとは SNS 少しこちがいますが,広い意味では SNS の仲間といえるようです。
(注 2) Facebook には,コメントもせずに「読んだよ」とか「面白かったよ!」ということだけを伝える「いいね!」という機能もあります。