ビッグバン再現施設を脊振山地に 誘致組織発足 福岡、佐賀

2013年2月15日

産經新聞

 宇宙の起源となった140億年前のビッグバンの謎に迫る次世代大型加速器「国際リニアコライダー」(ILC)を、福岡、佐賀両県にまたがる脊振山 地に誘致しようと、地元経済界や大学、自治体などが14日、誘致推進組織「ILCアジア-九州推進会議」を設立した。今後、候補地評価を行う研究者や国へ のアピール活動のほか、地元の誘致機運を高めるシンポジウム開催などを予定している。

ILCは直線距離30~50キロの地下トンネルで、 加速させた陽子と陽電子を正面衝突させ、誕生直後の宇宙を再現する研究施設。建設費は約8千億円、稼働は平成38年ごろと見込まれている。誘致に成功すれ ば、世界から数千人の研究者や関連企業が集まる国際学術都市が生まれ、数兆円の経済効果が期待されている。

現在、日本、米国、ロシアなどが候補地に挙げられている。日本国内では脊振山地のほか、北上山地(岩手、宮城県)も名乗りを上げており、今夏にも国内候補地が決まる。

九州大の有川節夫総長とともに推進会議の代表を務める九州経済連合会の松尾新吾会長は14日、福岡県庁で記者会見し「九州が一変するような発展を遂げる可能性がある。力を結集してアピールしていきたい」と話した。

未分類
  • SCIENCE X HELLO KITTY