ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

最新情報

2012年12月04日

【報道関係者の方へ】2012年12月15日(土)「ILC国際リニアコライダー設計報告書完成発表会」を開催します

報道関係者各位

ILC国際共同設計チーム

ILC実験管理組織

先端加速器科学技術推進協議会

大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構

「ILC国際リニアコライダー設計報告書完成発表会」開催について

(取材案内)

 

 ILCの国際共同研究を進めている世界の研究者コミュニティは、加速器の研究開発の結果と物理研究・測定器開発の結果をまとめた報告書「技術設計報告書(Technical Design Report: TDR)」、「詳細ベースライン設計書(Detailed Baseline Design)」を完成させました。

この度、両報告書を加速器の研究を推進する国際共同設計チーム(GDE)および物理・測定器研究を推進するILC実験管理組織(RD)より、その上位機関であるILC運営委員会(ILCSC)に提出する国際リニアコライダー設計報告書完成発表会を開催することとなりましたので、ご案内申し上げます。

両報告書は、今後、ILCSCのレビューが行われた後最終的にひとつに統合され、来年2013年6月に最終版が完成する予定です。

また、発表会後には加速器、測定器それぞれの設計報告書の完成の意義や、ILCが社会に与える影響について議論するパネル討論も予定しております。

ぜひご取材くださいますようお願いいたします。

 

 

 

1. 日  時  平成24年12月15日(土) 14:00~16:00 (開場13:30)

 

2. 会  場  :秋葉原UDX 4階 UDX Theater (ユーディーエックスシアター)

〒101-0021 東京都千代田区外神田4-14-1 [TEL:03-3254-8421]

http://www.udx.jp/theater/access.html

( 2Fから4Fへの直通エスカレータにお乗り下さい )

 

3. プログラム(予定):                    (同時通訳付)

 

1)設計報告書提出式(14:00~15:00)
ILC運営委員会 委員長                ジョン・バガー

国際共同設計チーム ディレクター        バリー・バリッシュ

ILC実験管理組織 ディレクター          山田 作衛

 

 

2)パネル討論(15:00~16:00)

(モデレータ)  東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構 機構長      村山 斉

(パネリスト)※予定を含む

ILC運営委員会 委員長                ジョン・バガー

国際共同設計チーム ディレクター        バリー・バリッシュ

ILC実験管理組織 ディレクター        山田 作衛

高エネルギー加速器研究機構 機構長          鈴木 厚人
日本創成会議 座長               増田 寛也
先端加速器科学技術推進協議会 会長            西岡 喬

 

4. 取材のご案内

 取材ご希望の方は12月14日(金)午後5時までにご氏名、貴社名、連絡先を明記の上、Eメールにて下記へお申込みください。

  申込先:先端加速器科学技術推進協議会(AAA)事務局

            information@ml.aaa-sentan.org

 

※当日は、身分証明書(または名刺)をご持参願います。

※なお、12/7(金)15:30より記者勉強会が開催されます。詳しくはこちらをご覧下さい。

 

5. 問い合せ先

先端加速器科学技術推進協議会(AAA)事務局

TEL/FAX 029-879-6241  E-mail: information@ml.aaa-sentan.org

HP: http://aaa-sentan.org/index.html

 

ILC設計報告書完成発表会ご案内(PDF)

 

<背景>

ILC(国際リニアコライダー; International Linear Collider)計画は、全長約30kmの直線状の加速器をつくり、現在達成しうる最高エネルギーで電子と陽電子を衝突させる大規模実験である。宇宙初期に迫る高エネルギーの反応を作り出すことによって、宇宙創成の謎、時間と空間の謎、質量の謎に迫る。

今年7月に「ヒッグス粒子とみられる新粒子の発見」を発表した欧州合同原子核研究機関(CERN)では、大型ハドロン衝突型加速器(LHC)が稼働しているが、このLHCの次に実現するべき有力な大型基幹計画として、世界中の素粒子物理学者の意見が一致しているのがILC計画である。この計画を進めるために、アジア・欧州・米国の3極の素粒子物理学者による国際共同研究チームが作られ、研究開発が推進されてきた。

今回、加速器の研究開発の結果と、物理研究・測定器開発の結果をまとめた報告書「技術設計報告書(Technical Design Report: TDR)」と「詳細ベースライン設計書(Detailed Baseline Design)」が完成し、上位機関であるILC運営委員会(ILCSC)に提出される。両報告書は、ILCSCのレビューが行われた後、来年6月に最終版が完成する予定である。

 

 

<用語集>

※  ILC運営委員会(ILCSC)

ILC運営委員会(ILCSC)とは、国際協力における電子−陽電子衝突加速器建設を推進する国際組織。ILC国際共同設計チームおよびILC実験管理組織の上部組織。

 

ILC国際共同設計チーム

ILC国際共同設計チーム(Global Design Effort)は、2005年に設置された、ILCの加速器設計を推進する国際協力チーム。世界の100以上の研究所と大学から数百名の加速器専門家、技術者、高エネルギー物理学研究者が参加し、国際リニアコライダー(ILC)の設計と技術開発の作業を行っている。

 

ILC実験管理組織

2007年秋に ILCSC が設置した、ILCで行われる実験物理の骨子と、そのための実験装置に関する設計開発を推進する組織。ILCの物理・測定器研究は各国の大学を中心に、個々の構成要素の開発が推進されている。

 

※       先端加速器科学技術推進協議会(AAA)

先端加速器科学技術推進協議会(Advanced Accelerator Association Promoting Science & Technology 会長:西岡喬)は、「国際リニアコライダー」の実現を目指して、先端加速器科学技術の産業応用推進および加速器の一般への理解促進等の活動を行う組織。産業界から91社、学界から38機関が集まり、産学連携して活動を展開している。2008年6月に設立された。