ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2017年05月13日

ILC東北誘致、独から研究者視察 県に環境整備助言

岩手日報

国際リニアコライダー(ILC)の東北誘致を目指す県は12日、設計などに携わる外国人研究者の男性2人を本県に招き、意見交換や企業視察を行った。国際学術都市の形成や多文化共生のまちづくりの参考にしようと、本年度の新たな試み。研究者やその家族が安心して暮らすことができる教育や医療などの環境整備に向け助言を受けた。

2人は加速器研究所のドイツ電子シンクロトロン(DESY(デジー))所属で、ILCや関連の検出器の設計を担うクラウス・ジンラム博士(76)とスイスの大型円形加速器・LHC実験に携わるトーマス・ショーナー・サデニウス博士(45)。

盛岡市では県や盛岡市、奥州市、一関市の職員、県ILC推進協議会のメンバー約20人が意見交換。本県側はILC誘致に向けた本県の活動ぶりを説明した。

2人は「研究者や家族が気軽に相談でき、あらゆる問題に24時間対応できるオフィスが必要」と提言。教育や医療の英語対応の必要性を説いた。研究キャンパスと関連施設間の移動では、シャトルバスやカーシェアリングなど多様な交通手段を用意するよう促した。