ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2017年02月18日

それぞれの目標力強く 水沢高2年生 米国研修前に市長表敬

岩手日日新聞

文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている奥州市水沢区の水沢高校の理数科2年生は、20日から米国研修に出発する。初の海外研修を前に17日、生徒らが市役所に小沢昌記市長を表敬訪問。「英語を使った交流を深めたい」「海外の文化や習慣を学びたい」などと力強く意欲を語った。

国際的に活躍する科学技術系人材の育成を目指す同校。自ら決めたテーマの課題研究成果を英語で発表するなど、表現力向上に力を入れている。今回の研修は、2014年度に米国のSLAC国立加速器研究所を視察した市職員からの情報提供により実現した。

北上山地(北上高地)に誘致が期待される次世代の大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の建設・運用に関する技術を学ぶことは「当該地SSHの責務」と、8日間の日程で世界最先端の研究施設や大学などで研修を行う。

参加生徒は、志願者多数により選抜された男女11人(男子4人、女子7人)。市役所には生徒6人と引率する教諭が訪れ、生徒たちが研修に向けて小沢市長にあいさつした。

本庄真宙君は「英語の課題研究発表やホームステイ、各企業の研修などを通じ、コミュニケーションや表現力の向上を目指したい。また、SLACも見学するのでILCを岩手県に誘致できるようにたくさん学んで帰ってきたい」と意気込んだ。

小沢市長は「見聞を広める意味合いで、いろいろな知識を身に付けてきてほしい。ILCについても一定の理解を深めてもらいたいが、それぞれの目標や目的意識を持って充実した研修にしてほしい」と期待を寄せた。