ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2016年11月01日

世界一ノーベル賞を獲らせる男、リン・エバンス博士も緊急来日 ! 国際リニアコライダーの巨大ジオラマ模型が六本木ミッドタウンに出現。サローネ・イン・ロツポンギ11月6まで開催中。

時事通信

現在、六本木にある東京ミッドタウンで次世代型先端科学、国際リニアコライダー誘致計画をアピールするインスタレーション展示が行なわれている。作品を手がけるのは建築家の長坂常氏。全長31km本計画を1/2000のスケールにし、15mを超える巨大ジオラマ模型にして展示中。中央の衝突点ではライゾマティクスがイメージ映像を制作。難解な物理学がわかりやすく楽しく表現されている。
15mを超える巨大模型
一般社団法人 先端加速器科学技術推進協議会(東京港区)は現在東京ミッドタウンで開催中の「サローネ・イン・六本木」に協力を行っている。

今回の展示は現在誘致活動が行なわれている「国際リニアコライダー」(ILC)をモチーフに建築家の長坂常氏が難解な物理学の世界をデザインの力で読み解き、より多くの来場者に知ってもうらことに挑戦した。

出来上がったのは、31kmの実験施設を1/2000のスケールで表現した全長15mを超える巨大ジオラマ模型で、
候補地の北上山地を切り取ったような大胆な形状。

山脈を形作るのは「版築」という日本古来の建築技法で、ひたすら土を突き固めるという
人力工法で行い、ジオラマは航空写真から割り出した等高線をモチーフに山並みを作り出した。
今回の制作は延べ200人を超える学生ボランティアが携わり、わずか3日間で完成させた。

土中にはクライオモジュールと呼ばれる加速装置が置かれ、実験施設の心臓部といえる衝突点には素粒子のぶつかり合いをイメージさせる映像をライゾマティクスが制作、ダイナミックな実験に臨場感を与えている。

「世界中の研究者たちが日本での建設を期待しているのが国際リニアコライダー。従来の円形からさらに進化したリニア、すなわち直線での実験施設の建設を可能にするのは日本の高い技術力だからこそ。21世紀、オリンピックの後にはこのILCで日本は科学で世界に貢献することができる」と関係者は話している。

来場者たちは難解な素粒子物理学の世界を興味く見学し、「こんな壮大な計画があることを知らなかった」
「凄い実験、わくわくする」「もっと知りたい」などの声が相次いだ。

また、11月3日にはスイス・ジュネーブにある世界最大の素粒子研究施設CERNからヒッグス粒子の発見などから2つのノーベル賞につながる加速器を設計したリニアコライダー・コラボレーション、デイレクターのリン・エバンス博士も来日する。
**会場では国際リニアコライダー日本誘致を応援するサイエンス・キティの販売も行われ、収益の一部は誘致活動に寄付される。https://sciencekity.shop-pro.jp