ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2016年08月19日

ILCますます興味 地元児童もゲスト出演

岩手日日新聞

「科学少年団」、東北初ロケ

東京ケーブルネットワークと先端加速器科学技術推進協議会は、次世代の大型加速器「国際リニアコライダー」(ILC)をテーマにした番組「ILC科学少年団シーズン2」を制作している。東北初のロケが18日から2日間の日程で組まれ、撮影班が一関、奥州両市を訪問。地元の子供たちもゲスト出演し、ILC誘致の機運醸成に一役買っている。

同番組は、北上山地(北上高地)が国内建設候補地となっているILCや先端加速器実験について興味を持ってもらおうと制作。「ILC科学少年団」の3人が子供の目線で身近な科学やILCの全体像に迫るという内容で、2015年度にシーズン1(全10回)が放映された。

今年度はシーズン2(全12回)がスタート。東北でのロケは今回の両市が初めて。初日は同少年団の子役3人と撮影スタッフが奥州宇宙遊学館の国立天文台水沢VLBI観測所などを訪れたほか、一関図書館で地元の小中学生がゲスト出演する回を収録した。

出演したのは、山目市民センターで英語劇に取り組む一関市内の小中学生16人と市国際化推進員のネイト・ヒルさん。英語劇の練習中に少年団が訪れ、ILCや郷土の偉人の紹介を盛り込んだ英語のナレーションを一緒に練習するという筋書きで撮影された。

最初は緊張気味だった小中学生も、スタッフや子役と交流するうちにリラックス。「世界最先端の実験ができる施設がここにできればうれしい」「ILCの施設で働きたい」などのせりふを元気いっぱいに発していた。

萩荘小5年の宮澤光君は「ILCは知っていたけど、ますます興味が出てきた。一関に建設されて、たくさんの人が来るようになってほしい」と話していた。

19日は市内の室根山や奥州市の千田精密工業などでロケを行う。両市で収録した7~9話は、10月から一関テレビや水沢テレビなどのケーブルテレビで順次放映される。