ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2016年07月14日

玄沢学び演じる覚悟 英語劇にチャレンジしよう!

岩手日日新聞

一関市の山目市民センターが主催する少年事業「英語劇にチャレンジしよう!」は16日、同市厳美町の市博物館で始まった。同市の偉人・大槻玄沢を題材とした英語劇を通じて一関の魅力を発信する取り組みで、初回は同館を見学するなどして玄沢の功績に理解を深めた。

地域の歴史を学びながら国際交流への関心を高めてもらおうと、2015年に続いて実施。コモン・クリエイティブ・ディレクターの二宮彩乃さん、同館副館長の相馬美貴子さん、市国際化推進員のネイト・ヒルさんらが講師を務める。

今年は市内の小中高生19人が参加。初回は英語で自己紹介し、ネイトさんから国際リニアコライダー(ILC)について聞いた後、相馬さんの案内で館内を巡り玄沢について学んだ。

相馬さんは「中里小学校の近くで生まれた。200年ぐらい前に蘭学を学んだ人」「当時、日本は鎖国政策を取っていたため、オランダから入ってくる本などで勉強していた」などと玄沢の生涯や人物像などを紹介。

展示されている肖像画や出島図、蘭学の入門書「蘭学階梯」などを前に、「長崎で蘭学を学び、江戸で芝蘭堂という蘭学塾を開いて全国の門人たちと医学を研究していた」「本を出したり江戸で門人たちを育てたりして、蘭学の研究の必要性を広めた」などとその偉業を伝えた。

参加者は熱心にメモを取りながら興味津々に見学。鈴木陽菜さん(一関小6年)は玄沢が13歳で建部清庵に弟子入りしたことに触れ、「自分と同じくらいの年齢で弟子入りしたことがすごいと思った。これから頑張って劇を成功させたい」と意気込んでいた。

劇は10月の同センターまつりのほか、11月に市内の外国人らを招待して開く発表会で披露する予定で、次回は英語のレクリエーションなどに取り組む。