ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2016年08月03日

ILCに高い関心 サイエンスカフェ 大東で初の地域開催

岩手日日新聞

次世代の大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」をテーマに掲げた「いちのせきサイエンスカフェ」(一関市主催)は7月31日、同市大東町の大東図書館で開かれ、研究者の講話や意見交換を通じ、ILCの誘致実現に向け機運を高めた。

同カフェは、素粒子物理学をはじめとする研究者を囲み、気軽に話し合いながら科学をより身近なものにしてもらい、ILCの実現に向けた機運の醸成を図るのが目的。

今年度は初めての地域開催となり、同図書館には市内や平泉町から小学生や中高生、一般の約40人が参加。東北大大学院理学研究科の佐貫智行准教授が講師を務めた。

佐貫准教授は「ILCの実現に向けて」と題して講話し、国内外での動きに触れながら、ILCをめぐる現状や国際的な動向を紹介した。

東北ILC準備室が6月に設立されたことを取り上げ、「建設地が決定したときに備え、関係機関が足並みをそろえて活動しようとするもので、活動は誘致から立地へと変わった」と指摘。

また、「今年ぐらいに造ってもいいとの青信号が出ると思っていたが、2018年ごろになる可能性もある。着実に推進しており、やっとここまで来たというのが実感だ」と述べ、参加者の関心を集めていた。