ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2016年04月12日

知事、新「がんばろう」宣言 震災から5年

岩手日日新聞

“絆”財産に復興、発展

東日本大震災の発生から5年1カ月となった11日、達増拓也知事は県庁で開かれた定例会見で、新「がんばろう!岩手」宣言を行った。震災から1カ月後の2011年4月11日に行った「がんばろう!岩手」宣言から5年が経過したことで、改めて復興に携わる人たちに連携や団結を呼び掛けることなどが狙い。国際リニアコライダー(ILC)の誘致実現を目指すことや岩手国体、全国障害者スポーツ大会で支援への感謝を伝えることを示しながら「岩手県は必ず復興する。自信と誇りを持って復興のゴール、さらにはその先の未来に向かって進んでいく」と高らかに宣言した。

5年前の宣言は釜石市内の避難所で行われ、▽自然と共生の心で必ず克服できること▽犠牲者の古里への思いを引き継ぐこと▽全国、世界からの見舞いや励ましを糧に県民みんなで力を合わせ復興に取り組んでいくこと-を誓った経緯がある。

新宣言では5年間に救助活動、支援で岩手を訪れた人とのつながりを永遠の財産とし、地元の底力とつながりの力で復興、発展を目指していくとした。未来につながる施策としてILCの誘致実現を掲げたほか、国体、障害者スポーツ大会や19年のラグビーワールドカップ、20年の東京五輪・パラリンピックで復興の進捗(しんちょく)とこれまでの支援に対する感謝を伝えるとした。

達増知事は新宣言の意図について「今年の3月11日は丸5年たつということでマスコミでも報道や解説の量が多かった。深い分析など質的にも高く、全国的に復興に関する関心、理解が高まった。できるだけ高まり、深まりを維持したいという思いを込めて宣言した」と述べ、第3期復興実施計画の策定につなげていく姿勢を示した。

新宣言はポスターなどの形で各所に掲示され、県関係の会議などでも配布されるほか、インターネットを活用して県民や県外にもアピールしていく方針だ。