ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2016年02月25日

ILC誘致の未来描く 絵画コン高学年の部

岩手日日新聞

鈴木さん(江釣子小5年)最優秀

県南広域振興局が次世代の大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」をテーマに小学生から募集した絵画コンクールの表彰式は24日、奥州市水沢区の奥州地区合同庁舎分庁舎で行われ、2部門の入賞32点を表彰した。作品は展示を通じて東北へのILC誘致実現のために活用される。

式で堀江淳局長は「まちがにぎやかになる作品など皆さんのILCへの思いを描いてもらった。ILCの誘致実現に向け努力したい」とあいさつ。高学年の部で最優秀賞の鈴木美桜さん(北上市立江釣子小学校5年)、低学年の部で最優秀賞の松岡寧佳さん(宮城県気仙沼市立鹿折小2年)ら2部門の入賞者に表彰状と副賞を贈呈した。

同振興局として初事業の同コンクールには、管内8市町、気仙沼市の小学生を対象に昨年11月下旬から1月中旬まで募集。9校から個人とグループ制作を合わせて低学年82点、高学年14点の96点が寄せられた。

審査は堀江局長と高エネルギー加速器研究機構広報室の黒川かおりさん、奥州市立若柳幼稚園の武田成喜園長、イラストレーターのたぐさんの4人で行い、子供たちの自由な発想で、ILCで変わるまちや未来、宇宙などが表現された作品を評価した。

高学年の部最優秀賞の作品「岩手にILCを!」は、ILCで科学が飛躍的に発展し宇宙を行き交う乗り物を描いた。鈴木さんは「描いているうちにILCが来るといいなと強く思った」と笑顔を見せた。低学年の部最優秀賞の松岡さんは「とてもうれしい。また挑戦したい」と喜んだ。

同振興局では県南の応募が7校55点にとどまり、奥州、平泉、西和賀3市町がゼロだったのを受け、堀江局長は「来年度もコンクールを継続するので、早めの募集などで子供たちにILCを今まで以上に広めていきたい」と語った。

応募作品の展示会は27、28の両日、一関市大町のなのはなプラザ3階展示スペースと、3月5、6の両日、奥州市水沢区の市文化会館展示室で開かれる。時間は両会場とも午前10時から午後5時(最終日は3時)まで。

最優秀賞以外の結果は次の通り。(敬称略)

◇小学校低学年▽優秀賞=児玉煌茉知(金ケ崎1年)小岩凜(厳美2年)鈴木太陽(中里2年)菊田琥珀(鹿折1年)小椋郁也(矢沢2年)▽佳作=熊谷奏良(鹿折1年)小野寺心夢(同3年)宗形妃莉(厳美2年)阿部航大(中里2年)藤村愛里(鹿折3年)畠山翔成(気仙沼市立新城3年)小椋拓也(矢沢2年)三浦好賀(鹿折3年)▽審査員特別賞=大和田帆希、佐藤ふゆ美、村上健太(以上同1年)小野寺来実(同3年)