ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2016年02月14日

一般周知「大事な時期」(訪米中の東北大・山本均教授)

胆江日日新聞

国際リニアコライダー(ILC)計画の国会議連メンバーら一行の訪米に同行している東北大学大学院の山本均教授は12日(日本時間13日未明)、ワシントンDCで開かれた米科学振興協会のシンポジウムに出席。パネルディスカッションで登壇した山本教授は、ILC計画の一般周知について「大事な時期にある」との見解を述べた。
このシンポジウムは、国際的な大型プロジェクトに関して意見交換するもの。山本教授によると、事例報告後のパネルディスカッションで「科学的意義と波及効果を一般市民に十分伝えているか」「プロジェクトの国際化をどう進めるか」の2点の質問を受けたという。
山本教授は「今は特にも一般市民に対するILCの理解が重要な時期にある。教授や研究員たちは、中高生や企業、一般市民への講演などに多くの時間を割いている」とした上で、「一般市民へのコミュニケーション技術を磨くセミナーを開くなど、できるだけのことをしているが、まだ十分ではない」と述べた。
また「ILCは幸いにして、発案当初から国際プロジェクトで出発した。プロジェクトのすべての段階で国際的に運用するような関係が大切」との考えを示した。
山本教授らは11日からワシントンを訪問。11日(日本時間12日未明)には、初の日米先端科学技術フォーラムが開かれた。日本からは、ILC国会議連の鈴木俊一副会長(衆院岩手2区)や県立大学の鈴木厚人学長らが参加。鈴木副会長は、ILC誘致を大震災後の東北復興につなげたいなどと述べたという。