ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2015年08月30日

未来の光景にワクワク 一関・興田小4年生親子 遊学館でILC学習

岩手日日新聞

一関市大東町の興田小学校(皆上聖一校長)の4年生は29日、奥州市水沢区星ガ丘町の奥州宇宙遊学館を訪れ、次世代大型加速器・国際リニアコライ ダー(ILC)や宇宙について学習した。ILCに多くの外国人研究者が働き、レストランやさまざまな建物が建設されるなど未来の光景に心を弾ませた。

一関市の子供たちにILCに理解を深める狙いの「子供たちによる地域の情報発信事業」 の一環。同日は4学年の親子レクリエーションで、児童20人と保護者、教諭ら合わせ55人が参加した。一行は奥州宇宙遊学館や国立天文台水沢VLBI観測 所の見学、クイズラリーなどを通して宇宙について学習した。

ILCの講義は、同市の小野寺順子ILC推進課長が講師を務めた。ILCを紹介した県作製DVDのダイジェスト版を観賞しながら、30キロのトンネルで行われる電子と陽電子の衝突実験など、未知の素粒子や宇宙の謎を解明するためにILCが必要なことを学んだ。

ILCが建設されれば研究者と家族の1万人が居住することやホテル、レストランなどの施設が造られるため、小野寺課長は「研究者になってくれればうれしい。施設にはいろんな仕事があるので働くこともできる」と呼び掛けた。

伊東若菜さんは「素粒子という言葉が話題になってきた。ILCでものすごいスピードの実験が行われるのを知った」、佐藤瑞実さんは「宇宙の大きさがどれぐらいなのか分かるかもしれない」と声を弾ませていた。