ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2015年06月26日

ILC政府判断17~18年ごろ 有識者会議中間まとめ

岩手日報

【東京支社】本県の北上山地(北上高地)が建設候補地になっている大型加速器・国際リニアコライダー(ILC)の日本誘致を検討する文部科学省の 有識者会議(座長・平野真一元名古屋大総長)は25日、同省で開かれ、検証内容の中間まとめを行った。ILC計画は欧州合同原子核研究所(スイス、 CERN)の大型円形加速器(LHC)の実験結果を踏まえ判断するよう提言。同会議の最終報告や、それに基づく日本政府の判断は、実験結果が示される 2017年から18年ごろになる見通しだ。

中間まとめは、昨年5月から今春まで行われた、同会議の素粒子原子核物理作業部会と技術設計報告書検証作業部会の総括。文科省に対する提言を盛り込んだ。

ILCの性能や、得られる成果は「17年末までの計画として行われているLHCの実験結果に基づき見極めが必要。LHCの動向を注視し分析、評価すべき」とした。

同会議としては、新粒子を発見できるかなどLHCの実験結果を踏まえた上で、最終報告をする方針を示した形。それまでに技術面の課題解決やコスト低減を目指すことも求めた。