ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2015年05月02日

ILC「米側前提は北上山地」 帰国の鈴木議員インタビュー

岩手日報

4月26日からの訪米日程を終え1日帰国した超党派のリニアコライダー国際研究所建設推進議員連盟(会長・河村建夫衆院議員)の副会長、鈴木俊一衆院議員(岩手2区)に議員外交の成果や米側の受け止め、今後の展望などを聞いた。 (聞き手は本波勉東京支社編集部長)

-本県の北上山地(北上高地)が建設候補地になっている国際リニアコライダー(ILC)は、加速器施設建設(労務費含む)だけでも1兆円を超える巨額コストが最大の課題だ。鍵を握る国際協力に向けた進展は。

「(4月28日に米ハドソン研究所で行われた)円卓会議で日本と米国の議員による『日米科学・技術協力推進議連』の創設を目指すことになった。こ の組織はILCなどの加速器、宇宙開発、エネルギー、次世代コンピューターなど先端科学分野で包括的に日米で共同事業を進める」

-今後どう進めていくのか。

「今年夏から秋にかけて具体化していく。また、今後は欧州との連携も進めていかなければならない」

-米科学振興協会(AAAS)、先端科学分野で有力な米連邦議会議員や政府要人、科学者らと意見交換した感触は。

「ILCは必要不可欠との認識だった。ILCの位置づけが非常に高いことが分かった。科学者レベルの協議では、すでに技術は確立しており、すぐに 建設できる段階にあるという。サイト(建設地)は北上山地が大前提になっている。基礎設計は終えたので、(日本誘致が決定した場合)いよいよ北上山地を前 提とした設計に入る段階という話だった」