ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2015年02月03日

県、LCCと連携し地質調査 ILC誘致実現へより詳しく

岩手日報

県は2015年度、北上山地(北上高地)への国際リニアコライダー(ILC)誘致実現に向け、ILC計画を推進する研究者組織リニアコライダー・ コラボレーション(LCC)と連携して、同山地の地質等を調査する方針だ。研究者による国際設計チームの技術設計に沿った具体的な調査を行い、研究者の立 地評価会議に国内候補地として選定された「北上サイト」での建設をより確かなものにしていく。また、「いわて加速器産業研究会」を立ち上げ、県内企業の加 速器関連産業への参入を支援する。

県は地質調査や首都圏での情報発信などを含めた「プロジェクト研究調査事業費」約6500万円を盛り込んだ15年度一般会計当初予算案を、県議会2月定例会に提案する見通しだ。

県はLCCと連携し、北上山地の地形を考慮した形で地質などを詳細に調査する。これまでは立地評価会議向けに加速器などの建設が予定された範囲で、ボーリング調査を実施。また、北上山地の植生や猛きん類の生息状況など、自然環境調査を行ってきた。

15年度に実施する地質調査はLCCのほか東北大とも共同研究として取り組む。国際設計チームの技術設計に合わせて、より具体的なボーリング調査 などでデータ収集。ILCの詳細な設計を進めていく上で必要な地質などのデータを研究者と連携して示すことでILCの建設実現を着実に進める狙いがある。