ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2014年10月23日

<ILC>仕組みや課題学ぶ 学院大がシンポ

河北新報

東北学院大は22日、岩手県南と宮城県北にまたがる北上山地が候補地の超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」に関する初のシンポジウムを多賀城市の多賀城キャンパスで開いた。同大工学部の学生ら約150人が、ILCの仕組みやまちづくりの課題を学んだ。

佐貫智行東北大准教授と小貫勅子東北大専門職員がそれぞれ講演。佐貫氏は「宇宙の成り立ちを探るILCには最先端の技術が詰まっている。その技術を応用していくのはみなさんの世代だ」と呼び掛けた。

小貫氏は国際研究都市づくり、地域再生、震災復興という視点と産学官連携の重要性を強調。「人口減や高齢化といった課題解決のチャンスとしてILCと向き合うことが必要」と訴えた。

パネル討論もあり、吉岡正和東北大・岩手大客員教授は関連産業の集積や地場企業の参入の可能性に触れ、「受け身ではイノベーションは起きない。ILCをどう活用するか、地域で知恵を出してほしい」と話した。