ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2014年06月26日

中学生から期待の声 県政懇 ILC誘致で意見交換

岩手日日新聞

県政懇談会「がんばろう!岩手」意見交換会は25日、奥州市水沢区大手町の奥州地区合同庁舎で開かれ、北上山地(北上高地)が建設候補地となっている次 世代の大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の誘致を支援する団体の代表、立地に期待する中学生がILC実現に向けて達増拓也知事と意見を交わし た。

 意見交換会には岩手理系女子育成研究会長の川村庸子さんとILCサポート委員長のビル・ルイスさん、デジアイズ 生産技術部長の千田浩昭さん、東京ワイヤー製作所生産課長の市川晃司さん、奥州市立水沢中3年の今野亜純さん、一関市立大原中3年の熊谷日和さんと達増知 事、遠藤達雄県南広域振興局長ら県側を含む11人が出席した。

出席した民間団体や企業の代表、中学生がそれぞれの活動について紹介し、ILC実現に向けた取り組みや県に対する期待などを語った。

このうち、川村さんは「ILCに関与し、海外の研究者たちと一緒に中枢で活躍できる人材を育成する手だてを県として考えてほしい」と研究者の育成を要 望。今野さんは「岩手の人や同年代の人たちにもっと興味を持ってもらうため、ILCについて楽しく学ぶことができる施設があればいい」と願った。

ルイスさんは「奥州市や市国際交流協会と(ILC誘致の)映像を作り、ユーチューブにアップしている」と活動をPR。熊谷さんは「ILCの看板製作を予定している。標語を募集し、イラストと一緒に壁画にすることにしている」と同校生徒会の取り組みを語った。

達増知事は県の取り組みを交えながら出席者の意見や要望に回答し、「異文化交流なのでできるだけ説明を尽くすことが第一。遠野物語や宮沢賢治の作品のよ うに地元の言葉で書いたり、しゃべったりする伝統を生かして、世界中の人に地元のことを発信し、理解してもらいたい」と述べた。