岩手大、ILC推進会議設置へ 技術協力、ソフト面も

2013年2月5日

岩手日報

 岩手大(藤井克己学長)は、本県の北上山地(北上高地)に誘致を目指す超大型加速器・国際リニアコライダー(ILC)計画の支援に向け、学内に「岩手大学ILC推進会議」を設置する。設備建設に関わる技術協力のほか、研究者らの移住に伴うまちづくりなど、誘致後を見据えたソフト面での支援も検討している。ILCに関する大学の推進組織設立は、東北大に続き2例目となる。

 同会議は藤井学長を議長に、副学長、地域連携推進センター長、4学部の学部長らで構成。学部横断的な態勢を構築する。複数の専門委員会を設ける方向で検討しており、近く初会合を開く予定だ。

 ILCへの技術協力としては、トンネルルート選定に向けた地盤調査や、加速器設置に関わる極低温超電導技術、電子を走らせるパイプ溶接やパイプ内の研磨など機械加工などを想定している。