ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2013年11月30日

益川さん、小林さんが講演=ノーベル賞受賞5年で—東京

ウォールストリート・ジャーナル

2008年のノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さん(73)と小林誠さん(69)の受賞5年を記念する講演会が30日、東京都西東京市の多摩六 都科学館で開かれた。小林さんは「(現代物理学の基礎となる)標準理論は決して究極のものではない。未知の素粒子があり、未知の相互作用がある。それが研 究の大きな課題だ」と述べ、国際リニアコライダー(ILC)など次世代の計画に期待を寄せた。

益川さんと小林さんが公の場で顔を合わせるのは3年ぶり。益川さんらは1972年、当時4種類しかないとされていた最小の素粒子「クォーク」が6種類あると予想。理論はその後の実験で実証され、受賞につながった。

会場の親子連れから「どういう人が物理学者に向いているのか」と質問を受けた小林さんは、「物事の理由、元を知りたいと突き詰めて考えるのが好き な人がいい」と回答。「挫折はなかったか」と聞かれた益川さんが「僕は能天気だから挫折なんかしない」と答えると、会場は笑いに包まれた。