ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2013年09月30日

素粒子実験施設計画、学術会議「時期尚早」

TBS

宇宙誕生の謎に迫る最先端の素粒子実験施設「ILC(国際リニアコライダー)」の計画をめぐり、日本に誘致する場合の課題などを検討してきた日本学術会議は、「誘致は時期尚早だ」とする報告書を文部科学省に提出しました。

報告書では、ILC計画について「学術的意義は認められる」とした一方、「国内での実施体制、研究者の参加、必要経費の国際分担などにリスク要因があ る」と指摘しています。その上で、ILC計画を日本で本格的に進めることについて、「現時点においては時期尚早と言わざるを得ない」と結論付け、2、3年 かけて集中的な調査・検討を進めることを提言しています。

計画を推進する国内の研究者の組織は、8月に「国内の候補地として北上山地が最適だ」とする評価結果を公表していますが、文科省では今後、学術会議が提示した課題などについて省内で検討を進める方針です。