ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2013年09月17日

ILC「なぜ北上山地?」 公表求め声明

佐賀新聞

巨大加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の脊振山地への誘致を進めてきた「ILCアジア-九州推進会議」は17日、国内候補地として北上山地(岩手、宮城県)を選んだ研究者グループに対し、選考基準や評価データの公表を求める声明を発表した。

推進会議の代表を務める九州経済連合会の松尾新吾名誉会長、九州大の有川節夫総長が福岡市で記者会見を開いた。声明文では、今月8日の佐賀県庁での説明 会でも選考基準や具体的なデータが示されなかったと指摘、「評価結果を導くに至った明確な根拠資料など、全ての資料の説明および公表を強く求める」として いる。

松尾氏は「なぜそうなったか分からないから、納得がいかない。理解できる中身を示してもらいたい。納得していないということを、権限者(政府)に知ってもらうことも必要」と話した。18日にも声明文を研究者グループに提出する。(江島貴之)

■あす19日、九大で説明会 ILC選定経過など

巨大加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の建設候補地として北上山地を選んだ研究者グループは19日、選定結果に関する公開説明会を福岡市の九州大箱崎キャンパスで開く。脊振山地が候補地から漏れた理由や選定経過などを説明する。

ILC立地評価会議の共同議長を務める川越清以九州大教授らが出席。説明会は午後1時半からと同5時半からの2回、旧工学部本館で開く。事前申し込みは必要ない。