ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2012年12月21日

ILC誘致アピール 奥州市

岩手日日新聞

 

駅前に看板設置

奥州市は市内のJR駅前3カ所に次世代の直線衝突型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の東北誘致をアピールする看板を設置した。JR東北線と東北 新幹線を利用する来訪者や市民に誘致の取り組みを広く知ってもらい、誘致の機運を高めようと設けたもので、ILC建設の国内候補地一本化をにらみ、 2013年8月ごろまでの掲示を予定している。

同市水沢区東大通りのJR水沢駅と同区羽田町のJR水沢江刺駅は駅前歓迎塔、同市前沢区字三日町新裏のJR前沢駅は東西交流通路に看板を設置した。青地に緑で「国際リニアコライダーを東北に」の文字が入り、外国人にも理解してもらえるようにと英文も添えた。

ILCは地下100メートルに全長31キロのトンネルを掘り、電子と陽電子を正面衝突させて発生した素粒子を観測する実験施設。国際共同設計チームが 15日、ILC委員会に技術設計報告書を提出し今後候補地選びが本格化する見通しだ。世界全体をみると、建設候補地は日本と米国、スイス、ロシアが挙がっ ている。国内では本県の北上山地(北上高地)と福岡・佐賀県境の脊振山地が候補に上っており、来年夏ごろ一本化される見込みだ。

市は新たに設置した看板を通じて観光客や市民のほか、候補地一本化に向けて北上山地に訪問が想定される研究者にもアピールしたい考えだ。

市内では奥州商工会議所と市ILC推進連絡協議会(会長・小沢昌記市長)もILC誘致の一環で同市水沢区羽田町と江刺区の国道397号沿いの3カ所に日本語と英語で「私たちは国際リニアコライダー計画を応援しています」の文字を入れた看板を設けている。