ILCの適地性を再確認 東北推進協が北上山地視察

2012年11月3日

岩手日報

本県の北上山地(高地)に超大型加速器・国際リニアコライダー(ILC)の誘致を目指す産学官組織・東北ILC推進協議会(代表・里見進東北大総長、高橋宏明東北経済連合会長)は2日、同山地を視察した。現地視察は7月に研究会から推進協議会に移行して以来初めてで、強固な岩盤などの適地性をあらためて確認した。

協議会代表補佐の宇部文雄東北経済連合会副会長、数井(かずい)寛東北大理事ら26人が参加した。ILCの地下トンネルは「千厩・人首(ひとかべ)花こう岩岩盤体」(奥州市-一関市)が建設候補地。第1期計画の直線31キロメートルのルート北側に当たる奥州市江刺区の阿原(あばら)山展望台と、南側の一関市千厩町の室根山山頂付近で北上山地の地理や地形を確かめた。

一関市大東町の旧丑(うし)石小では、県と東北大が2010~11年度に行ったボーリング調査で採取した花こう岩について東北大大学院理学研究科の佐貫智行准教授が説明。建設関係者らが実際に手に取るなどして強固な岩盤を確認した。