ILC PROJECT [ 国際リニアコライダー計画 ]

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2012年11月02日

市町村議、ILCビジョンに理解 盛岡で研修会

岩手日報

盛岡市議会の市政調査会研修会は1日、同市志家町のサンセール盛岡で開かれ、東北の産学官が本県の北上山地(高地)に誘致を目指している超大型加速器・国際リニアコライダー(ILC)について山下了東京大素粒子物理国際研究センター准教授が講演した。ILC誘致の機運醸成を図るために臨時で開催。盛岡と紫波、矢巾、雫石、滝沢の各市町村議ら約140人が聴講し、全県的な盛り上げを求める声などが上がった。

山下准教授は、物質に質量を与えている「ヒッグス粒子」の詳しい解析などILCが果たす役割を説明。「日本のリーダーシップで世界をリードする最先端の研究を成し遂げ、子どもたちの未来のために新しい世界を目指したい」と述べた。

大平尚・県首席ILC推進監は東北ILC推進協議会が策定した「ILCを核とした東北の将来ビジョン」を説明。市議からは「県北、沿岸を含めた県全体の盛り上げは不十分だ」との指摘があり、大平推進監は「計画を一言で伝えられない難しさはある。教育面や産業など全県への波及効果を機会あるごとに説明していく」と述べた。