北上山地にILC誘致 気仙沼で一関市長がプロジェクト説明

2012年10月13日

三陸新報

岩手県の北上山地で建設が検討されている超大型最先端加速器「国際リニアコライダー(ILC)」が、気仙沼市にも影響することが分かった。計画実現を推進する一関市の勝部修市長が12日、気仙沼市役所で講演して計画内容を説明した。

ILCは、全長31~50キロメートルの直線トンネル内に加速器を設置し、両端から素粒子を飛ばして中央部で衝突させる実験装置。宇宙誕生の大爆発「ビッグバン」を装置内で再現することで、宇宙創成の謎、時間と空間の謎、質量の謎などの解明につながることが期待されている。

装置は各国が協力して世界に一つだけ建設するが、予算や技術などの関係から日本が有力視されている。国内では北上山地と、九州の福岡―佐賀が候補に挙がっており、来夏までに絞り込まれるという。

北上山地は、奥州、一関、気仙沼の3市にまたがっての設置を計画され、将来的には本吉町のモ~ランド本吉付近まで延びてくる見通し。

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